【岡村隆史恋愛救済企画 vol.3-4】

第二弾　その④

 

現在のタクシーのメーター：１２９８０円 (岡村さんの所持金１５９８４円)

「さ、今度は新宿通りのほう言うてましたけどね、今度はどこ行くんでしょう」

「お食事しましょうか？お食事」

「笑、えーーー！！！」

「お食事」

「(前回)コーヒーも飲めなかったのに、、、」

「前回はね、お水だけ、、、」

「今回は、、、そうですね、食事できますね」

「お食事できますから」

「ディナー？」

「ディナー」

「ランチ？」

「んぁー、ランチ、ランチですね。あのー、今日は思い切って」

「はい」

「はい、あのー」

「楽しみです」

「かなりおいしいランチがあるんで」

“残金はあとわずか！果たして二人で食事をしても大丈夫なのか！？”

「よく行かれるところ？」

「めちゃめちゃ好きですね、

今から行く飯屋さんもたぶん行ったことないんじゃないですかね」

「ふ～ん。有名ですか？」

「有名ですね、かなり」

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「ここ新宿通りでしたっけ？」

運ちゃん「はい」

タクシーが停まる。

「ここですか？」

「はい」

「もう着いたんですか？」

「もう着いちゃいました」

“岡村の行きつけのお店、それはかなり有名らしい。

松下さんのために岡村が選んだ、そのお店とは一体どこなのか！？”

「時間がないですからね」

「あ、そうですね」

「けっこうパパパパっと、、、ここです！」

「、、、笑」

「牛丼！？」

そう、岡村さん行きつけのかなり有名なお店とは、、、吉牛！！

「まじで！？松下由樹やで、横おんの！笑、客びっくりしてんで！」

「どこ座りましょう」

「どうやって座るんですか？」

「店員さんもビビるやろ、そら」

「えーとー、とりあえず」岡村さん注文しようとする。

「全っ然わかんないです」案の定、由樹さん吉牛初体験！！！

「初めてですか？」

「はい、全然わかんないです」

「めちゃめちゃうまいのに」

「何？どうやって頼むの？」

「初めて？松下さん、牛丼。初体験ばっかりやな、今日」

「並、並と、、、並がいいですか」岡村さん由樹さんのほうを見る。

「わかんない！笑」

「全然わかんないですか？」

「わかんないです、どうやって頼むんですか？」

「じゃあ、あのね、、、並と大盛と特盛があるんですよ」

「はい、それは、量が違うんですか？」

「そうです、並は普通で」

「普通のでいいです」

「普通でいいですか？」

「はい」

「えー、じゃあ、並二つ」

「やっぱり育ってきた環境が違うんすよね笑」

牛丼到着～。

「あと味噌汁とか付けますけど？」

「お味噌汁ください」

「すみません、味噌汁」

「あ、頼んで平気なのかな？笑」お金を心配する由樹さん。

「大丈夫ですよ、大丈夫」

「大丈夫なのかな？」

「大丈夫、大丈夫、全然大丈夫ですよ」

「忘れてましたお金のこと」

「こんなの初めてって惚れたら面白いですよね、松下さんが笑」

「いただきます」

「いただきます笑」

二人で一緒にいただきます。

「おい、仲ええやんけ笑

二人イチャイチャいとんで笑、牛丼屋でイチャイチャしとんで笑」

食べようとした由樹さん、、、

「なんかすごく箸が軽い笑」

「笑、、、ごほごほ」岡村さん咳き込む。

「寒かったからかなと思って笑」

「そういうとこ気になるんですね、箸が軽い言うてますよ。

牛丼屋行って、箸が軽い言うた人いないでしょうね。やっぱりね、着眼点が違う！笑」

「吉野家さんっていっぱいあるじゃないですか？」

「はい」

「どこでもいいんです、僕吉野家やったら」

「はい」

「だから僕、一日二食とか」

「(由樹さんうなずく)」

カメラが吉野家の看板を映す。

「笑、吉野家に」

カメラ、一回引いて、店内の二人をズーム！

「松下、岡村！珍しい絵図らやなー笑」

“松下さんとの牛丼ディナーは二人合わせて９００円。

現在の所持金から差し引くと残り１５０８４円となってしまった。

しかし岡村は松下さんと食事ができて大満足！岡村が掲げた公約は達成できるのか？”

 

タクシーに戻る二人。

現在のタクシーのメーター：１３７８０円 (岡村さんの所持金１５０８４円)

「東京ドームの方面に」

運ちゃん「はい、わかりました」

「いや～、今日はもう初めて初めてですね」

「はい」

「お肉だけ食べてましたね」

「笑」

「なんか変な食べ方やなって思ったんですけど」

「笑、違うんです、ペース配分、、、急いで食べなきゃと思って」

「あーあーあーあー」

「ご飯までいかなかったので」

「笑」

「せめてお肉だけでも全部、、、」

「笑」

「食べていこうかなと思って」

「あ、そうですか、すみませんすみません」

 

「今は、あれなんですか？ドラマのお仕事は」

「入ってます」週末婚ですね。

「入ってるんですか」

「はい」

「そういうのでキスしますやんか？」

「うん」

「ね、ドラマの中で」

「うん」

「そういう人にちょっと“あ、私、もしかして”ってなったりしないんですか？

ドラマの中でキスした人に対して」

「そんなの、ないですよ。

そんな、キスシーンをしたからとか、このシーンがあってとかっていうのはないです。

なんか全部段取りなんですよね」

「例えばドラマで、相手役が岡村隆史やったと」

「うん」

「で、キスシーンがありましたってなったらどうします？」

「ちょっと(外が)暗くなってきて、迫ってきましたね笑」

「別に、そこだけ取り上げて考えるわけじゃないので」

「そうですよね」

「うん。共演して、そういうシーンを撮ることよりは、

例えばプライベートで知り合って、そういう仲になったほうがいい、、、

って言ってる意味わかります？？」

「わかりますわかります」

「わざわざ、そんな、、、人に見せて、、、見せてっていうか笑」

「はいはい」

「笑」

「そら、僕かってプライベートでキスしたいですよ」

「笑」

「そらそうですけど」

「変な話に、、、笑」

「それはそうなんですけど、

それってやっぱり、、、難しいよね、、、」

「笑」

「プライベート、、、」

「声ちっちゃなってる笑　でもそれ狙ってるんですよ、あなた」

“着々と公約の方向に話を展開させる岡村。しかしここでタクシーに大問題発生！

なんと夕方のラッシュ渋滞に巻き込まれてしまい、タクシーが動かない！

果たして公約は達成できるのか？

 

“渋滞にはまりながらもなんとか九段下まで来た、東京ドームまでいけるのか！？”

現在のタクシーのメーター：１４３４０円 (岡村さんの所持金１５０８４円)

「例えばね、結婚したりするじゃないですか？」

「はい」

「結婚したら、旦那さんとかとは一緒にお風呂入ったりするんですか？」

「するでしょうね」

「あら！」

「あれ、しないんですか？」

「いや、、、一緒にお風呂入っちゃう？」

「あれ？」

「入りたい派ですか？」

「笑、また“派”があるんですね笑

入りたい派っていうより、、、え？そういうのって普通に笑。

入りたいとか、、、入りたい派なのかな？入るってことは」

「ですよね」

「うん」

「じゃあ、もし僕と松下さんが結婚したら、一緒にお風呂入るんですよね、たぶん」

「そうでしょうね」

「結婚したら」

「結婚したら笑」

「わー、そうですか」にやける岡村さん、、、。

「え、入んないんですかね？」

「いや」

「普通に夫婦で」

「夫婦やったら入るんでしょうね」

「あ、じゃあ、ベッドも別ですか？寝室も別々の家庭ですか？」

「いやいや」

「寝室は１個の家庭ですか？」

「でもね、寝室、、、あーー、、、」

「マジで考えてる笑」

「あんま結婚とか全然考えないんですけど、

どっちかっていうとしたくない派なんですけど」

「笑」

「ベッドって二人で入ったら寝にくいじゃないですか」

「笑」

「あの、ちょっと向こうさんがガサっと動いたりすると、

それに気付いて、寝られへんかったりするじゃないですか」

「うん」

「だからちょっと嫌なんですよね、あんまりこうガチガチやと」

東京ドームの近くに到着。

 

その⑤に続く。

 

吉牛かよ！って矢部さんみたいに突っ込みそうになりましたが、

お金ないし、仕方ないんですよねー。。。

ま、前回水だけだったし、それに比べたら、だいぶまし？？笑

 

それにしても由樹さん、吉牛初めて！？！？！？

箸軽いって笑。

しかも、ご飯までいかなかったって、かわいすぎ笑。

 

よく、ドラマで恋人同士やると擬似恋愛するっていうの聞きますけど、

由樹さんはそんなことないみたいですねー。

 

でも、由樹さんは確かになさそうですよね。

割り切ってるというか、うまくテンションを変えているというか。

 

お風呂の話とか、変な方向に話持っていきすぎ、岡村さん笑。