【岡村隆史恋愛救済企画 vol.4-1】

第三弾　その①

 

はい、第三弾です～☆
放送は1999年4月30日です。

 

第二弾の最後の記事、その⑤でちょこっと書きましたが、

第三弾は岡村さん脚本でドラマ撮影をします。

 

そう、キスシーンありという、どんなだよ！！！という、ね笑

自分の好きな女優さん呼んで、キスシーン書いて撮影って贅沢すぎ！！

 

とか、思っちゃうんですけど、

ドラマの内容はきちんとしたものだし、

由樹さんは、いつものようにドラマとしていい作品を作りたい、

という姿勢で取り組んでます。

だから、私は普通にいいモノになっているんじゃないかなと思っています。

 

撮影風景とかっていうのはいつもどおり詳しく書きますが、

撮影風景のあとにドラマが通しで放送されたのですが、

そのドラマの部分で、台詞とかをいつものように詳しく書くわけにいかないので、

ドラマの部分はあらすじをちょこちょこっと書いていきたいと思います。

 

第三弾もいくつかに分けてます、申し訳ないです！！！

その③までありますので、よろしくです。

 

では参りましょう！

色分けは、いつもと一緒です☆

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“岡村恋愛救済企画、憧れの松下由樹さんとキスするぞマル秘大作戦！”

おなじみの衣装、水色のジャケットを着た矢部さんが、日テレ前にて。

「さ、ということで、うちの相方岡村さんとですね、岡村さんの愛する松下由樹さん、

なんと過去二回デートしてるんですが、
目的のキスするという作戦は大失敗に終わっております。
ちょっと振り返ってみましょう！どうぞ！！」

過去二回のタクシーデートのＶＴＲが流れる。

“そんな相方を不憫に思った矢部が、

松下さんと岡村が絶対にキスできる名案を思いついた！”

「絶対今回はキスできると思うんですよ。

それをですね岡村さんに伝えようと思って、岡村さんを待っております。

もうぼちぼち来られると思います、岡村さん。びっくりするでしょうね、また」

待つ矢部さん。

「あ！あ！あれたぶん岡村さんですね！」

岡村さん、タクシーに乗って日テレに到着～☆

もう３回目となれば、水色のジャケットを着た矢部さんを見て、気が付いた岡村さん。

“岡村はきっと松下さんとのデート企画だと思っているに違いない”

「おはようございます、どうも」

「どうも、どうも、どうした？」

「はい？」

「どうした？お前」なんかかっこよくタクシーを降りる岡村さん笑

「えー、実は、えー、ちょっとね、伝えなくちゃならないことがありまして」

「まじで？」

「あ、タクシーそのままで！」

 

「まぁ、松下さん絡みってことは」

「そりゃもちろん、わかってる！」

「ね、これ(水色のジャケット)見たら」

「うん」

「わかりますよね？」

「わかるわかる」

「あの、全然関係ないんですけど、お金もってますか？今」

「お金？、、、銀行ちょっと寄るけど？」

 

(中略)

岡村さんが乗ってきたタクシーに乗って、ホテルへ来た二人。

“矢部は今回、岡村と松下さんがキスできるように、なんとホテルの部屋を用意した！”

その部屋に入る二人。

「あ、松下さん！」

そこには、由樹さんの“ふりかけ”のポスターが！

このポスターの由樹さんがまっじで綺麗なの！！！！

時期があっているかはわからないですが、

ナース１の由樹さんって感じかなぁ？？

「わわわわわ」そのポスターの由樹さんに岡村さんも見とれる。

「こんなところにいてましたわ」

「“のりたまだけじゃない”」ポスターに書いてあるキャッチコピーです。

「だでけちゃいますもん、のりたま、、、どういう意味ですか？笑」

岡村さん、ポスターの由樹さん唇を触る。

「光ってるもんね！」

「うん、、、」

「いいでしょ？」

「まじで～？」岡村さん、もうすでにニヤケ顔がとまりません！！笑

「集中できますよ、なんかね、ここで」

「どこにいてはんの？」

「ここだけはやめてください！！」ふすまの前に立つ矢部さん。

ふすまに耳をあて、音を聞こうとする矢部さん。

「あぁ～、、、」

「開けちゃってよろしい？」

「はい、大丈夫です」

「まじで？」

「どうぞどうぞ」

「どかーんと」

「いってください」

ふすまを開ける岡村さん。

そこにはピンクのライトで照らされた二枚の布団が並んでいた。

そして、その布団は不自然に膨らんでいた。

「受け入れ状態じゃないですか！？」

「、、、不自然やね」

そう、不自然も不自然すぎ笑。

人が隠れてるっいう膨らみ方じゃなくて、ものすごい大きな物体が隠れてる感じ。

「よろしい開けて？」

「開けてください」

「いくで」

「はい」

布団をめくる岡村さん。

ジャン！！

そこには由樹さんの写真が印刷されたバルーンが！！！

「、、、、、、、薄々おかしいなとは思ってたけども」

「いいでしょ、なんか」

バルーンの由樹さんを見つめる岡村さん。

「抱きしめたいね♡」バルーンを抱きしめる岡村さん。

「こうやってね」

「んー、ほんまもの抱きしめたいね」

「そうですね」

「って、風船やん！」

「笑」

「これ風船やん！！」

「長い、長いっすねー」

「もう一回言うわ、風船やん！！！」

「えぇえぇえぇえぇ」

「(布団が)盛りあがりすぎてたやん」

 

“残念ながら松下さんはこの部屋にはいなかった。

しかし、ここで矢部から松下さんとキスできる名案を発表！！！”

「題しまして“憧れの松下由樹さんとドラマでキスするぞ大作戦～！！”」

「イェ～イ」岡村さん大拍手。

「ドラマ？」

「ドラマ。今回はなんと岡村隆史脚本、岡村隆史主演、ま、もちろん松下由樹さんも」

「うんうん」

「の、ドラマなんですよ」

「あ、そう、、、」

「だから、本書いていいわけですよ、あなたが」

“矢部の作戦とは松下さんが女優であることを利用し、

岡村の書く脚本にキスシーンを入れ、キスをしようというものだった！”

「松下さんサイドには、もうドラマに出ていただける許可は取ってるんですよ」

「え、このドラマ？」

「そうです。ただ、ただね、キスシーンがあるとかっていうのは一切言うてません」

「でもー、ドラマ＝キスやからね、キス＝ドラマやからね」

へ？？？？？笑

「そうっすかねー？、、、ただ脚本家はあなたですから」

「うん」

「自由ですよ」

「自由に書いていいの？」

「はい」

「俺、コントしか書いたことない」

「ないですね、ほんまですよね」

「うん」

「で、集中して書いてほしいから、こういう部屋をね」

「あ、ここで」

「篭って書いてほしいんですよ」

「おーおーおー」

「あとー、一応ね、役者さんも、やっぱり問題なってくるでしょう？本書いていったら」

「あー、本当はね、あのー、密室芸みたいにしたんやけどね、三谷幸喜みたいに」

「僕も出してくださいよ笑、矢部博之と吉野紗香は空いてるんですよ」

「んー、二束三文やがな」

「二人空いてるんですよ」

「大根二人やなー」

「笑。脇のスペシャリストもキャスティングしてるんですよ」

「それはありがたい！そういう人がいてないと、ドラマ自体絞まってけぇへんから」

「はい、、、マギー司郎！」

「･････････」

「忙しいね、彼ね。もうギリやったね」

「･････････」

「これは決定です！吉野・矢部・マギーは決定」

「先そっち決定してもうたん？それを絡めていかなあかんの？」

「で、ボロボロなると思って、もう一人ちゃんとした人が、斉藤洋介さん」

「あ、この人は結構」

「うん」

「ちゃんとしてるよ」

「どうですか、これでひとつ」

「、、、織田裕二とか入れたかってんけど」

「笑。じゃ、集中して」

「うん」

「考えて書いてください」

そのあと、由樹さんの人形を使ってキスのイメトレなんかしちゃったりして、、、。

 

そして脚本出来上がり！！！

 

その②につづく。

由樹さん登場前に切ってごめんなさい！！！！

 

これだけじゃ、なんだかよくわかんないと思いますので、

明日以降をお楽しみに、、、ってことで(>＿<)

あの、ふりかけのポスター欲しいなぁ。。。
ってだいぶ前のなので手には入らないでしょうけど。。。

あの由樹さんのバルーンも欲しいけど、
岡村さんがキスしたから、ちょっとなー。。。笑